
松月庵(しょうげつあん)は江戸中期宝暦六年に創建された曹洞宗寺院。
阿弥陀如来をご本尊として仰ぎ、釈迦牟尼仏、高祖承陽大師、太祖常済大師を一仏両祖としてお祀りいたします。
大本山は福井県の永平寺 (ご開山道元禅師さま)、横浜市の總持寺 (ご開山瑩山禅師さま)。
お釈迦さまより歴代の祖師によって相続されてきた「正伝の仏法」をよりどころとします。坐禅の修行を根本とし坐禅の実践によって得られる身と心のやすらぎが、そのまま「仏の姿」であると自覚し、仏道にかなった生き方をすることを目指します。

教義
わたしたちは、仏さまと同じ「仏心」を与えられてこの世に生まれました。しかし、その尊さに気づかずわがまま勝手な生活をして、苦しみや悩みのもとをつくっています。そこでわたしたちは、釈迦牟尼仏、高祖道元禅師さま、太祖瑩山禅師さま一仏両祖の御前で誓いを新たにし、仏の教えを信じ、仏の教えに導かれて、本来の自分の姿(仏)に目覚め、まごころに生きる実践を深めなければならないのです。そこに生きがいと幸福を見出すのが曹洞宗です。
経典
『修証義』『摩訶般若波羅蜜多心経』 『妙法蓮華経普門品』等の諸経典です。
松月庵扁額と境内





